【読書】超・箇条書き

 結構参考になる本だった。読み終わってみると、「超・箇条書き」と表現するほどすごいことを言っているのか?とも思ったが、普通の箇条書きをアドバンスさせた考えなので差異化という意味だと捉えて納得した。

 普段から論文的な文章をよく書くのだが、多くの場合、書くことを箇条書きで書き出して、文章に膨らませるという手法で書いている。本書は箇条書きと文章化までの間を補完する手法として参考になった。

 本書では箇条書きをアドバンスさせるために、「構造化」「物語化」「メッセージ化」が必要だという。特に、「メッセージ化」は参考になった。「隠れ重言を排除する」「数字を使う」というのは意識しないと出来ないし、重要なことだと思う。ただ、「否定を入れる」というのはケースバイケースだしテクニックだと思う。「構造化」「物語化」も重要だと思うけど、「構造化」は基本的なことで重要だと思うが、ある程度普段から意識していることなので、まぁそうだよね、という感想。「物語化」も読み手・聞き手を意識することは重要だけど、プレゼン等の場合に意識すればいいことではないかなと思う。

 普段から論文書いたりする人にとって、本書の内容はそんなに特別なことは書いていない。若手社会人には有用かもしれないが、それ以上の年次の人だとすでに実践していることも多いのではないだろうか。また、プレゼンの例を中心に説明されている。論文などにも適応できるよなぁと思って読み進めていたら、最後にプレゼン以外にも使えるという紹介がされていた。

 箇条書きは、全てのアウトプットの骨組みになると思っている。そこから要点やエッセンスを抽出して価値あるもの昇華できる人のアウトプットはよいものだと思う。自身のアウトプットもよいものになるように、本書の内容を踏まえて普段の活動を振り返ってみようと思う。

 

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

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